2 中日両国の母語の教育理念の共通点
母語の教育は各国の伝統的な風俗、政治や経済など各方面から深い影響を受ける。それと同時に、母語の教育は各国の愛国主義、良好且つ健全的な価値観を養う重要な責任を負うため、世界諸国はこれを比較的に重視し、中日両国も母語の教育改革を教育改革の重点にしょうとしている。教育改革の中で、現代の国際化と知識経済の駆動のため、母語教育の理念上、中日両国には似ている所が多い。
2.1学生の愛国精神の育成への重視
学生の祖国国文への感情を育成するのは、国文教育の中で最も重要であり、中日両国の現行の母語課程標準の中でも明らかに表れる。日本2012版「学習指導要領」は国語教育の中に「伝統的な言語文化と国語の特質」という項目を新たに加える。新たな要領の中に現在の要領の「言語事項」を「伝統的な言語文化と国語の特質」という項目に替え、祖国及び祖国文化への熱愛を育成する重要性を更に強調する。我が国は「2011義務教育国文課程標準」の中にも「国文学習の課程の中で、愛国主義精神を育成する」や「祖国の言語文化への情感を育成する」なども明らかに強調する。そのため、この二つの規定は十分に中日両国のこの課題への重視を示している。国文教育は道具性と人文性との統一の特徴を持ち、国の優れた民族文化を発揚し、民族の団結力を固め、国民の愛国主義精神をかきたてる責任を果たしている。中日両国はこの問題において、国文教育を国の繁栄すまた優れた伝統的な民族文化を伝承する手段と見なすと態度が一致する。
2.2基礎知識と技能習得への重視
中日両国は基礎知識と技能の勉強が学生の将来の発展に重要な役割を果たすと認識し、学生に最も必要な知識と技能を細かく選んでいることを重視し始める。同時に、中日両国は教育改革の中で課程の難しさを低くし、基礎課程の時間を短縮する。このような点は「日本は家庭の比例を調整し、課程の難しさを低する一方で、科目以外の課程時間を増加し、勉強の範囲を拡大し、「減量をすると同時に質を上げる」に表れる。それに対して、我が国も、教育改革の中で、課程内容の「難しさや旧さ」や「あまりに教科書を重視しすぎる事」という現状を変え、課程の柔軟性を強化し、学生への勉強負担を減少し、また、学生に必要な精選の知識を教えるのを更に重視し、そして、学生の引き続きの勉強と発展のために固い基礎を固める」と強調する。
2.3 創造的な思考力の育成への重視来`自^751论*文-网www.751com.cn
現代社会は知識経済をもとにする社会であるから、教育は人々の思考能力を養う重役を担わなければならない。様々な思考力の中では、創造的な能力が最も重要で、謂わば「創造は民族進歩の魂でもあり、国の隆盛と発達の原動力でもある。そこで、中日両国の国文教育は学生の思考力への育成を十分に重視する。2012年実施の「新学習指導要領」では、日本は「学生の思考力や創造力の育成を促し、学生たちが科学的.論理的な考えたちを身に付けるように努力する」と述べている。同様に、我が国の国文教科書も思考力の育成を教育活動の起点と目的にしている。「2011義務教育国文課程標準」の中で「言語能力を発揮すると同時に、思考能力を養う。」「自発的に探究を目的にする勉強をし、想像力や創造的な潜力をかきたてる。」も述べている。中日両国は教育の過程において、学生の大胆な創造、大胆な質疑を激励するほか、文章を書く過程においても創意を持つ表し方を提唱する。これらの指導は両国の学生が良好な考え方を育てるのに良い役割を果たしている。