日本で一番盛大な祝祭日は「元旦」で、中国の「春節」の地位とは同じである。日本には 1 月 1 日から 1 月 3 日までの三日が「正月」と呼ばれる。元日は、年のはじめにあたって、国民の祝日となっている。歳神を迎え、一年の無事を祈願するという正月の行事は、現代でも伝統的なしきたりが数多く受け継がれている。
3 中国の神饌と正月料理 源'自:751`!论~文'网www.751com.cn
3.1 神饌
神饌とは、神様に供える食物である。昔、「御膳」と言った。「御膳」は神様と身分の高い人に直接食べられる食物である。「御」は尊敬を表す接頭語であり、「膳」は食物を置く器である。食物は人間が食べるだけでなく、神様にも供えるものである。それは祭りの御膳の根本的な意である。これによって、「神饌」という名称は「御膳」から発展し生まれた。「御饌」あるいは「御贄」とも言う。
神饌は飲み物と食べ物がある。飲み物には酒と水がある。食べ物には米、魚、貝、鳥、野菜、果物、お菓子、塩などがある。中で欠くことができないのは米、塩、水だと提案している。
岩井氏は、神饌は祭祀で一番中心的なものである。人間が空、山、海の三つの他界から神様を迎えて、自分の食べ物を神様に食べていただいて、お礼を申し上げて、神霊を慰めるというのは、本来の姿であったと出張している。
何千何百年前、中日両国にはすでに特定の正月料理と神饌があった。拙論は正月料理と神饌を中心に中日食文化を比較してみたいのである。